meta社が提供しようとしているメタバースとやらに興味はないです。
てか、ポリコレの国が作ったものなんてどうせ見た目が糞過ぎてうんざりですし、せっかくの仮想空間なのに、何故かアバターの使用制限とかつけるんでしょ?
ゲームがあのざまなので、期待している人が何に期待しているのかが分かりません。
爆死する姿を期待していると言われたら、私もそうかもしれません。
さて、本題はCOVER社が提供しているホロアースです。
VTuber事業の一角で、ANYCOLOER社が手を出していない分野に早い段階から着手し、それが徐々に形になってきている感じです。
現状、βテスト…なのかな?まだαに近いかな?と言った具合で、所属タレントによる技術試験的なライブを無料公開するなど、色々と動きが出てきています。
これはメタバースとの組み合わせの中で、現状一番かみ合っているのではないでしょうか?
そもそもVTuberはネット上の存在であり、ライブパフォーマンスなども映像です。
確かにライブ会場と言うのは独特の雰囲気があり、あれはあれでとてもいいものです。
しかし、会場にもキャパシティがあり、参加者と会場の物理的な距離の問題もあります。
ライブ配信は、他のアーティストやイベントなどで映画館を利用したパブリックビューイングがそこそこの成功を収めました。
それの個人環境向け、と言ったところでしょうか?
そして、映像を見るだけではなく、リアクションを返したり、周りの人に迷惑をかけることなく場所の変更が行えます。
それこそ参加者全員がステージ前に最前列に集合する事すら可能です。
物理的な制約が無い、仮想空間を生かしたものになっています。
繰り返しますが、meta社が提供しようとしているのは、ただの3D通販サイトと言ってしまって過言ではないものです。
むしろインターフェイスや商品モデルを考えると、クソになる未来しか見えません。
わざわざVR使ってやるもんじゃないでしょ…ARで十分だと思いますよ。
それに言っちゃ悪いですが、技術に無理解なユーザーが多数押しかけて来る訳です。
VR無しでも使えるようにするとか言ってますけど、小型軽量安価なVRヘッドセットの開発失敗の言い訳にしか聞こえません。
単純に、VRヘッドセットは一般に受け入れられるようなものではないですからね。
現状の性能でも、開発者たちは相当頑張ったと思いますよ。
グラストロンから比べたら、本当にとんでもない進歩です。
生活の延長としてのメタバースは無理でしょう。
それこそサイバーパンクに出てくる「ジャックインシステム」くらいまでいかないと。
そもそも、IT企業のトップが考えているほど、ネットにどっぷりつかっているユーザーって多くないのだと思いますよ?
大都市の繁華街にあれだけの人がいる現実をどう見ているのでしょう?
そこそこのPCに、現状高価な上に使いにくいVRヘッドセットを購入してまで3D通販しますか?
書いていて思ったんですが、技術屋の悪い部分が煮詰まったような物なのかもしれません。
「どうだ?すごいだろう?」
「すごいとは思うけど、別にいらない。高いし」
あれ?何故だろう、セガの事を思い出して悲しくなってきた…。
釣りコンとか狂気の産物だと思うんですよ。
ジャイロ内蔵!フォースフィードバック搭載!
結局は特化した部分と、需要を形成するユーザーが上手くかみ合わないと駄目ってことだと思います。
正直なところ、最初にCOVER社がメタバースやると言い出した時は、終わりの始まりだと思ってましたから…。
仮想空間の使い方に固定観念を持っていたのは私の方でした。
いやはや、これ世界相手にチケット販売できるんで滅茶苦茶強いですよ。
しかも自社プラットフォームですから。