コンサルタントという職業について、私はどうしても懐疑的です。
この人達の口から「コストカット」以外の言葉を聞いたことがありません。
つまりただの人切りです。
それ以外の手段を何も知らない、新しく金を稼ぐ方法は何も知らない連中だと思います。
見せかけの業績は上がりますが、それは短期的なもので、すぐに現場負担がおかしなことになります。
こうなったら後はもうどうにもなりません。
江崎グリコの件が例としてわかりやすいですが、新システム導入とかはコンサルなんて挟まずにシステム担当者とサービス業者で直接やり取りすべきです。
なんでわざわざ中抜きするだけで、システムの詳細がわかってない馬鹿を入れる必要があるのでしょうか?
しかもコンサルなんて契約が終われば、そのあとはどうでもいい訳です。
結果が出ようが出まいが、それは知った事ではないのです。
今回の件に関しては、どうなるか分かりませんが、システムの導入は一年以上遅れていますし、挙句の果てにシステム停止が長期にわたっています。
契約書がどうなっているのか気になりますね。
それから、この件ですが大手コンサルです。
買収とかなら強いんでしょうけど、システム導入なんて出来る訳ないというのが私の正直な感想です。
内部がどうなっていたか知りませんが、名前が出てきているという事は少なくともかかわっているのは間違いないでしょう。
言っちゃ悪いですが、SAPなんてクソ単純なシステムは日本の業務に使えません。
SAPは使用したことがありますが、とにかく日本のシステムに向いていません。
西洋人向けのインターフェイスなので、日本人が使用するには慣れるまでにかなりの時間を要します。
それを持ってくるあたり、まさに無理解です。
江崎グリコ側の経営センスの無さもそうですし、コンサルの専門外に手を出すとどうなるかのいい例ではないでしょうか?
経営者はなぜか自社の人間のいう事は聞かずに、何も生産性が無い金だけ取っていく外部の人間をありがたがります。
不思議なものです。