正直なところ、情報を抽出しようとするとほぼ役に立たない。
特定の情報には強いが、まったくの出鱈目を提示してくる物もある。
流石にgoogle検索のトップに出てくるような内容が提示できないのはまずい。
それと、現状のAIに仕事を奪われる人はそもそも事務職に向いていない。
下手すると単なる作りこんだExcelシートにすら劣る仕事しかしていない。
経営者が算盤と帳面の時代の人で、とりあえずPCを導入しただけの職場というのが実は結構ある。
笑えないのが、事務所内でのデータやり取りをUSBメモリーでやっているというのは、意外とある現実だ。
確かに、それで事足りているのは間違いないのだが、少なくともしょうもないコストを支払っているのは間違いない。
能力の低い人の受け皿になっていると言えば聞こえはいいが…。
少なくともこういった人たちは、変に事務職などやらずにもっと稼げる現場仕事をするべきだと思う。
楽に座って仕事がしたい。と、当事者たちは言うだろうが、やっている内容が仕事ですらないのだ…。
高校生のバイトのほうがよほど仕事をしているレベルの内容だったりするんだ。
単純なルーチンワークはAIによる自動化を推し進め、事務屋を減らし、人間でないとできない現場仕事への注力を行うのが最も適切に思える。
肉体労働が出来ないと言う人がいるが、それは単に体がなまりきっているだけであって、何らかの障害や疾患を抱えていなければ問題にならない。
そもそも、結果を出せていない事務仕事を評価できていない経営層にも問題がある。
不思議なことに、この国は生産性ゼロの無能な事務屋のほうが、専門技術を持った現場作業員を下に見るという謎の風潮がある。
ようやく自動化が事務屋を脅かす時代になったのかもしれない。
と言っても、30年前にコンピューターが普及すれば事務屋は消えると言われていたが、実際には普通に存在する。
昭和の時代と比べれば、事務屋は1/20になったらしいが、業務の複雑化によって一人当たりの業務量が増えた影響もあり、結局そこまで数は減らなかった。
昭和と比べて道具が便利になった分、事務の業務量が20倍になっているといった方が適切かもしれない。
だが、今回の変化は想像より大きな影響を生み出しそうな気がする。
少なくとも、仕事をしているつもりが、結果としてほぼ何もしていなかった人々が浮き彫りになってきそうではある。
また、AIサポートを使用すると新人の作業効率がかなり上昇するらしいので、なおさら人は減らされるだろう。
ただ、人間にできる判断がAIにはできない。
柔軟に例外的な、突発事態に対応したり、人間同士の調整は機械にはまだ無理だ。
事務屋がゼロになることはそうそうないと思う。
果たして、現場の人間を勝手に下に見ていた連中は、どうなっていくのだろうか…。
IBMがバックオフィス採用を一時停止して、30%の業務をAI化するという報道を見てどう考えるか。
単純に完全に形式が決まっているルーチンワークをAIにぶん投げれば、全体の30%程度が削れると見るのが自然だが、何故か全部AIでできると思っている人がいるもの問題だと思う。
もう少し技術に対する理解をしてほしい。
それと何でもかんでもAI万能論を展開している自称IT強者も結構笑えるので、たまにチェックしておくと面白いかもしれません。
自称ギーグのただのヲタクは世界が狭いので、他の業種の事が理解できない残念な人たちです。