規制を緩和した結果、数が増えすぎて資格職なのに食えないという笑えない状態になっているのが弁護士業界のようです。
なるほどね、だから法律知識を最大限活かしたすんばらしい広告が多いんですね。
しかも文系の最高クラスである法学部を出て、難関と言われる司法試験を突破したという優秀な人が、下々の物がやる仕事なんてやる必要なんて無いですもんね。
広告の規制が解除されたのがいつだったか…確か過払い金ビジネスが始まったころだと思うんですが。
そして今は開示請求からの示談ビジネスの時代に突入しているようです。
SNSで暴れている人が結構多いみたいで、裁判所のリソースが地獄の様相になっているらしいですよ。
検索かけるとスポンサーリンクの弁護士事務所しか出てこなくて、必要な情報が全く手に入らない状態です。
つまり、それだけ入れ食い状態と言う事です。
…まあ、ちゃんと見てみると最初の無料相談スケジュールは結構な空きがあるので、煽っているのかな?とは思いますが、それはそれ、商売の基本ですね。
保険屋と同じで、ほぼ起きえない最悪のケースを延々と語る事で契約を迫る訳です。
たまーに仕事でこの手の士業と呼ばれる人と話しますが、まあ一般企業では働けないでしょう。
一度法務の世界を知ってしまったら、職場で完全に浮いてしまいます。
よほど切り替えが出来て、馴染むことが苦にならない人なら出来るかもしれませんが。
あれですよ、日大の副学長でしたっけ?元検事だそうです。
つまりそういう事になってしまう訳です。
過去は過去で、今は今である事をしっかり理解できていないんでしょうね。
それと難関試験を突破したプライドってのは厄介ですね。
前にも書きましたが、実際には30点の人でも、すべてを捨てて勉強だけすると80点くらいが取れてしまう事があるんですよ。
これが理系ならまだ研究室や開発室に居れば何とかなるんですが、文系はキッツいですね。
コミュ障の文系で、対人の仕事ですよ?
存在が謎ですよ。