東京都の若年女性支援関連の不正会計疑惑に関する住民訴訟の件です。
いやーすごいですねこれ。
証拠として「裁判所に提出された資料」が出てきたわけですが…。
東京都への報告金額と、実際に使用した費用にずれがあります。
東京都へ報告した金額のほうが多いという、素人が考えても虚偽だろうと思う内容が「正式な報告として弁護士が裁判所に提出」されました。
面白いのが、この裁判所に提出された資料ってのは「正式な物」であり、他の裁判でも証拠能力を持っています。
司法の場に提出された「証拠」なので、これが正しい一次資料となる訳です。
いやはや、これどうするつもりなんでしょうね。
少なくとも、支援団体側でこの案件を対応している弁護士が何を考えているのかはわかりません。
素人考えでは、どう考えても東京都に虚偽の報告をしていたようにしか見えないのです。
最も恐ろしいのは、公開した資料とは別の帳簿が本物だから、原告側の主張はすべて言いがかりであると主張している事です。
つまり、単純に公開資料は飾りで、二重帳簿ですよ。と言い放っているように見えるのです。
さて、これだけ「会計についての問題」である事が裁判の争点なのに、未だに共産党をはじめ左派政治団体は「女性に対する攻撃である」と、裁判の争点すら理解できていない頭の悪い発言を繰り返しています。
いつもの問題のすり替えですね。
で、この手口に気付けない馬鹿どもと、それを煽るマスゴミです。
この裁判の争点は、会計の問題です。
支援を行うのは大いに結構。
ただし、公金が使用されているのだから、会計情報が正しく公開され、使用が適正である事を証明できる状態であるのは当たり前です。
そして、公金を使用するのですから、特定の政治思想を支援対象者に向けるのは違法です。
日本最大の地方自治体、下手な小国の国家予算を超える東京都の最高責任者である東京都知事は、この件に関して何も言葉を発しません。
このような無責任な知事が当選してしまったことが、東京都と言う地方の問題なのかもしれません。
しかし、監査を選任するシステムだけはどうやっても理解できません。