マイナンバーカードについて少々。
現状、様々な機能を盛り込んで一本化することを目的に動いているようです。
とりあえず健康保険証と運転免許証をまとめるようですね。
さて、ここで一つ問題が。
マイナンバーカードを紛失した場合、どういった手続きで再発行をするのでしょうか?
住んでいるのが埼玉なので、調べてみました。
基本的に本人確認書類と遺失物届が必要なようです。
さて、健康保険証と運転免許証が統合されてしまうと、一緒に手元からなくなっている状態です。
誰でも持っているものとなると、年金手帳(基礎年金番号通知書)あたりが用意できるものになってきますかね。
あとは法人が発行している身分証、つまり社員証も有効みたいですが、顔写真がついていないと駄目みたいです。
それ以外になってくると、おそらく例外的な処理となるようで、窓口に相談という案内がありますね。
今まで簡単に用意できていた身分証としての効力があるものが統合されるのはマイナスかもしれません。
さて、では一体どれだけの人が今までに身分証を紛失したのでしょうか?
運転免許証の再発行件数は2020年の警察庁発表で459,815件だそうです。
えーと、健康保険証に関しては軽く調べた限りではすぐに出てこないのでまあ、適当に調べて下さい。
それに対して保険証の不正利用がどれだけの件数なのか?
年間600万件は不正に利用されているようで、1,000億円が不正利用に消えているようです。
あ、それと税金に関してマイナンバーカードと紐づけしても口座一つじゃ意味がないという主張をする方がいますが、名義が同じなら口座全部差し押さえられるシステムは知っておくと便利です。
何故、金を借りる時に口座番号が必要なのかはこれが理由です。
振込ではなく、現金をその場で受け取るような借り方をしても口座番号が必要なのは、名義から口座すべてを抑える事が出来るからです。
この辺は法律の専門家ではないので詳しくは知りませんが、とりあえず名義が同じなら全部芋づる式に引っ張れます。
追徴課税などの追及が行われる時は、国税局の権限が大変なことになっている人たちがやってくるので、素人考えの脱税は無理だと考えるべきでしょう。
裏を返せば、個人間の金の貸し借りの際は絶対に相手の口座を一つ抑えましょう。
現金で渡さずに、相手の名義になっている口座を一つなんとしてでも知っておきましょう。
まあ、平凡に生きていたらそんな面倒に関わる事はないです。
でも、法律ってのは知っている人の味方であって、使い方を知らないと役に立ちません。
話がそれました。
結局、マイナンバーカードの最大の問題は「本人確認能力」が不足している事です。
それこそ生体認証データとか入れて、本人確認をその他の書類以外でできるようにしておかないと意味が無いんです。
幸い、ICチップは乗っているので機能拡張はそこそこ出来るはずです。
問題は、自分の成果にしたいだけの頭の悪い政治屋がクソそのものの政治闘争をしている事です。
政治屋に定年は必要だと思いますよ。
昭和の、しかも頭の悪い側の老人に現代のシステムを理解させるのは至難の業です。
使うだけなら出来るでしょうけど、システムの構築は無理です。