姪から役に立つ資格は何かと質問を受ける。
…とりあえず、実務にはほぼどんな資格も役に立たない。
その仕事をやるための免許のような扱いで資格が必要になることはある。
それこそ電気工事士とかこの辺がないと、内装・配線とかの仕事は違法になってしまいます。
極端な例だと河豚の調理師資格とかも、持っていないと違法になってしまう資格です。
逆に、ITパスポートとかハードウェアの世界では持っていても何の役にも立ちません。
プログラマーやってる兄貴も、デザイナーやってる兄貴の嫁さんも「そんなもんいらん」と口を揃えています。
ただ、持っていると最低限の会話が通じるのは間違いないです。
言ってしまえば、書類選考で役に立つ資格です。
応募者が多い大企業だと、この手の付加要素が無いと書類選考で落とされてしまうようです。
ただ、これは新卒でしか使えないです。
転職するときに資格持ってても「実績は?」って聞かれて終わりです。
資格手当だけ狙ってるゴミなんてお断りです。
なので結構困るんです。
おすすめは何か?
ハードウェア系なら、200Vいじれると強いです。
規模の大きいデータセンターとかだと、結構200V環境があるので電源外すのにも資格が必要だったりすることがあります。
UPSなんかも結構資格が必要な事が多いです。
逆に事務系と言うか、さっきも出したITパスポートとかはマジで何に使うのかもわからない資格です。
部品とか規格とか、自作PC関連の情報サイト見たほうがよっぽど役に立つし、自作PC作って、Linux入れてファイルサーバーでも作ればその時点で上でしょう。
AWSとか、あの手のサービス資格もあるにはありますが…。
現場で管理やってるSEさんで持ってる人は…数人いた記憶がありますが、ほぼ持ってません。
これを「現場仕事の下層じゃいらねーだけだろwww」と思うのも自由です。
少なくとも、グローバルIT企業所属の優秀なSEさんは鼻で笑ってました。
てか、優秀な人は見下してきません。
適材適所を理解していなければ、上に立っても役に立たないだけです。
しかし、本当に役に立つ資格って無能な人事だと全く把握できてないんですよね…。
何しろ情報を集めることすら放棄している無能ってマジでいるんですよ。
まともな人事はちゃんと必要なものを把握しているんですが。
それとな、頭の悪い経営者。
門外漢のコンサル連れてくんな。
結局、持っていないと出来ない仕事に必要な資格が最強なのでは?という話です。