不定期日記+雑記 Ver3.0

保守屋のVT兵が送る日常

久しぶりに読んだ

漫画版風の谷のナウシカを久しぶりに読みました。

 

クロトワはいいキャラです。

と言うより、トルメキア王国の人々の癖の強さが好きなのかもしれません。

ヴ王、三皇子、クシャナ、クロトワと曲者揃い。

 

王家ではなく、芸術家の家に生まれていれば幸せになれたかもしれない三皇子。

自分が政敵を殺しすぎてしまった事を自覚しているヴ王

目的のために手段を選ばないように見えて、実はかなり選んでいるクシャナ

自分の強みと立場を理解し、限界を知っている割に無茶をするクロトワ。

 

土鬼諸侯国連合だと皇兄ナムリスが好きですね。

超常の力を持たず、その代わりに己の肉体をヒドラに置き換え機会を待っていた有能なのか無能なのか判断に困る男です。

土鬼の実権を握るところまでは問題なさそうなのですが…。

 

ナウシカの世界は技術レベルのバランスが意味不明なのも面白いですね。

 

全身甲冑の騎兵がいるのに、発掘品とはいえジェットエンジン…なんですかね?があるという。

ロケット弾の弾幕と機関銃の援護で前進する装甲兵

攻城砲はオスマントルココンスタンティノープルを攻撃した時の青銅砲にしか見えない。

よくわからない浮力を持っている小型連絡艇とか、不死身の人造人間ヒドラ

土鬼の皇帝に施されている延命処置?の脳移植?や薬液による肉体再生?とか。

人工の腐海植物であったり、蟲のクローン技術?による培養もありました。

その割に、しっかりとした電気の描写は無いんですよね。

信号旗を使っていて、通信機はなかったように思います。

 

宮崎駿の作品は「紅の豚」までは好きです。

そこから先は私には合いませんでした。