まず最初にマスコミは他にもっと報道することがあるだろう。
潜水艇事故の件に話を戻します。
圧力テストに懸念を示されていたようで、深海のような極限環境に対する認識の甘さを感じます。
今まで大丈夫だったから、これからも大丈夫だろう。
強化改修や新造は金がかかりますからね。
乗員にフランスの有名探検家がいたようですが、どういったリスクを考えて今回のツアーに参加したのかが知りたいところです。
探検家という事は、リスクマネジメントを相当シビアに行うはずなんですが…。
参加費用は報道されている内容では一人3500万円らしいです。
この金額を支払う訳ですし、使用される潜水艇についての情報とか集めなかったんですかね?
耐圧容器というものは、少しでも歪みやひび割れ、構造の疲労があるとそこを起点に一気に圧力が襲ってきます。
球状なら圧力は均等にかかってそう簡単にはつぶれませんが、少しでも歪んでしまうと一気に構造強度が下がります。
蟻の一穴がダムをも破壊します。
それと同じような事が起きる訳です。
しかも何やらメートルとフィートを間違えたとかそんな情報も流れているようで…。
…米国はヤードポンド法を何とかすべきです。
英国ですらヤードポンドとメートルを併記するようになってきているらしいです。
航空機の事故で、燃料のポンドとグラムで何度事故を起こしているのでしょうか…?