不定期日記+雑記 Ver3.0

保守屋のVT兵が送る日常

VR

中古でAcerVRヘッドセットが安かったので買ってみました。

なお、コントローラー欠品のため恐ろしく安かったので、ゲームは現状できません。

開発者向けのH7001で、基本的にはH101と同じです。

いいところは、外部に位置センサーを設置する必要が無い事ですね。

 

個人向けヘッドマウントディスプレイは、98年にSONYのグラストロン初期型を買っているので、実に四半世紀ぶりです。

思う事は一つ。

 

センサーによる位置情報は本当に重要。

 

グラストロンは何しろ「ただの頭にかぶれるモニター」なので、頭を動かすと画面も一緒に動きます。

対してH7001はモニター位置を修正するので、頭を動かしても表示位置がずれません。

つまり、視線だけでなく頭を動かして視点を変更できます。

これが非常に重要で、画面端の情報を拾う時の負担がほぼありません。

グラストロンだと視線だけで画面端を見る必要があるので、目の疲れ方がひどいものです。

 

25年前の製品と比べてはいけないのはわかりますが、性能云々の話ではなく、技術の進歩を思い知りました。

 

ただ、これを標準化するのは無理でしょうね。

目の負担は減りましたが、ヘッドセットを被る面倒くささ、ヘッドセットの邪魔さ、想像以上に制限される使用する際の姿勢と、宣伝には出てこないダメな要素が多くあります。

それに何より高額です。

 

面白いとは思いますが、少なくとも標準化するには面倒な点が多すぎると感じます。

ただ、一度使ってみると利点と欠点がはっきりわかるのでお勧めです。

もしかしたら、VRがものすごくしっくりくる人もいるかもしれません。