とあるお客さんとオンライン関連の話でちょっと盛り上がりました。
「在宅勤務が段々と出社するようになってきている」
「大学生の中には、出席したいと言う生徒もいる」
「オンラインの利点と欠点の極端なところばかりクローズアップされている」
「大きな部分ばかりで、それぞれの細かな利点などは無視されている」
さて、騒いでいるのは「現実」で「いままでやってきた当たり前」がある人々が主体になっています。
それは当然です。
何しろこのコロナ禍と呼ばれる時代は3年に満たない僅かな時間しかないからです。
最初からすべてオンラインで、現実世界でのリアルなつながりを持っていない人間は存在しないのです。
最初からリアルのつながりを持たない人間がいた場合、それはどんな存在になり、どんな感性、価値観を持っているのでしょうか?
ちょっと話がずれますが、実は一つサンプルがあります。
ゲームの対戦文化は、恐ろしいことにオンラインオンリーという人が存在し始めています。
まだ若い、と言うよりも幼いと言うべき世代なのでなんとも言えませんが、リアルの友人とすらネットワークを介してプレイする事が当たり前になっています。
これが一歩進むと、完全に会ったこともない人間とゲームをすることになります。
リアルでは逃げにくい人間関係がありますが、ネットにもSNSなど逃げにくい人間関係があります。
まあ、やろうと思えば逃げられますが、かなり面倒なんですよね。ネットもリアルも。
果たして、この世代が成長して、そのときにどんな時代が来ているのか?
その時、年老いた自分はどんな感性を持っているのか?
若者の邪魔はしたくありませんが、何が危ないかは多少知っているつもりなので、せめて身近な人には危機管理意識を持つように伝えていきたいと思います。