契約というものは仕事において順守するものである。
これが無くなると、完全に無法地帯になります。
善意だけでは成り立ちません。
金が動かなければそれは仕事ではありません。
金がなければ生きていけません。
「いいものを作れば契約(約束)を破って良い」などという馬鹿げた言い訳は通りません。
恐らく学生が多いのでしょうが、社会に出て外資系に勤めたら面白いことになりますよ。
少なくともコテコテの日本企業がダメになってきている理由の一つはこれです。
とにかく、契約というものがどれだけ「基本的」なものか分かっていない。
某インキュベーターの契約に対する姿勢は正しいんです。
契約を結んだからにはそれを守ってもらわないと。
会社側が契約破棄などを行うと、会社が守ってくれない!とかいう輩がいますが、これは状況を考えておらず、脊椎反射で発言していることが多いです。
契約破棄まで行く場合、今現在の重要性から考えて例外を最も作りたくないのは情報漏洩関係です。
信用問題は本当にシャレにならない損害を生み出します。
そして勘違いしている輩というものは、なぜか自分が契約違反をして、会社から処分を受けると被害者面するんですよ。
逆に契約違反をした会社を徹底的に叩いたりね。
ものすごいダブルスタンダードを無意識にやっているから、意識高い系は嫌われるんですよ。
なお、私は顧客に不利な契約を守る時は会社員であることを盾にしていますが、これは正しい言い分です。
会社に損害を与えて、解雇されたとしても、顧客は私の人生を保証してくれません。
そしてすぐに次の職が見つかるほど私は有能ではありません。
だから、私は契約を守ります。